「便秘薬」というと、マグミットとか、ピンクの小粒、センナなどを思い浮かべるかと思いますが、
実は、漢方にも便秘薬ってあるんです!
しかも、漢方は副作用も西洋薬より少ないと言われていて、
癖にもなりにくく、その上効果も感じられる人が多いみたいで、ひそかに人気なんです。
ここでは、普通にドラッグストアやネット通販などで買える、
市販の漢方便秘薬を紹介したいと思います。
市販の漢方便秘薬
タケダ漢方便秘薬(武田薬品)大黄甘草湯
大黄甘草湯を配合
大正漢方便秘薬(大正製薬)
大黄甘草湯を配合
皇漢堂漢方便秘薬(皇漢堂製薬)
大黄甘草湯を配合
山本漢方 センナTS便秘錠(山本漢方)
日本薬局方センナ末を配合
コーラックハーブ(大正製薬)
センノシドと甘草エキス末を配合
カイベールアロエプラス(アラクス)
センノサイドとアロエエキス、DSSを配合
大黄甘草湯とは、「大黄」と「甘草」の2種類からなり、
「大黄」は中国原産の薬用植物で、アントラキノン系の大腸刺激性の下剤成分を含んでいます。
もう一つの「甘草」には緩和作用があり、便秘にともなう腹痛や排便時の痛みを和らげるそうでよく使用されているようです。
市販の漢方便秘薬には、主にこの「大黄」と「甘草」が配合されている物が多く、
自然な排便をう促してくれるようになっています。
ダイエット効果も一緒に期待したい人には「防風通聖散」
色々紹介してきましたが、便秘改善させるのと、ダイエットも一緒に行いたい!という人におすすめなのが
「防風通聖散」という漢方です。
18種類の生薬が配合されており、「代謝・利尿・便通などの作用」により腹部の皮下脂肪を減らし、肥満や便秘などに効果があるとされる第2類医薬品です。
防風通聖散はドラッグストアにも置いてあるんですが、おすすめは通販で購入できる上の写真の「生漢煎®の防風通聖散」です。
「満量処方」の漢方薬なので、生薬の量が多いのが特徴です!
私も飲んでいましたが、粉末なので飲みにくいかな?と思いましたが、ちょっと苦みはありますが1包の量はそんなに多くないし、サッと溶けたので割と飲みやすかったです。
便秘や皮下脂肪を減らす以外にも、むくみを改善する効果も期待できるそうです。
漢方薬にも副作用がある
漢方薬には副作用が少ない、と言われていますが、
それでもやっぱり薬は薬。
人によっては体に合わないこともあります。
それに、漢方薬は安全だからと言って、常用していると、だんだん効果が薄れてくることがあります。
これは腸が蠕動運動(ぜんどううんどう)をしなくなっている可能性があります!
身体が薬に慣れてしまって、薬なしでは便が出せない体になってしまうことも・・・
これじゃあ西洋薬の便秘薬の依存と同じですよね。。
なので、いくら漢方だからといってずっと使い続けるのは良くありません。
漢方薬はあくまでも「薬」!
本当に出なくて困っている時だけにしましょう。
漢方便秘薬を飲む前に試してほしい乳酸菌サプリ
便秘で苦しくて、漢方薬に頼ろっかな・・・
と思った時、飲む前にちょっと試してもらいたいのが「乳酸菌サプリ」なんです!
「乳酸菌サプリは便秘解消の即効性は無い」という人もいますが、
少なくとも私の場合は即効性を感じました。
私の腸に合った乳酸菌を摂取したからもあるのかもしれませんが、
もう薬に頼らないといけないかなぁと言うところまで便秘が続いていたのにも関わらず、
乳酸菌サプリを飲み始めてからスムーズに出るようになる日が増え、
いつの間にか快便体質になっていました。
もちろん、人の腸内フローラははそれぞれ違うので、
合う乳酸菌と合わない乳酸菌があるのは当然のことなので、
まずは、気になる乳酸菌サプリから試してみてください。
漢方便秘薬に頼らず、便秘解消できるかもしれませんよ(*^_^*)